保育の基本理念
一人ひとりの子どもを人として尊重し、
様々な生活体験を通して、「豊かな心」「生きる力」を育む
保育目標
子どもたちが大人を信頼して生き生きと自分を表現し、
いつの時代にも求められる生きる力の基礎・基本となる
“意欲”と“社会性”を育みます
自主的に自発的に何かをして目的を達成する喜びを多く経験するクラス全体で取組む活動と、子ども一人一人が自分で興味のある遊び、やってみたい遊びに取組む個人活動がありますが、自発的・積極的を育むうえで、幼児期の個人活動は、とても重要だと考えているので多くの時間をさいています。
0歳児 基本的信頼間の獲得
ひとりの子どもが1人の大人に愛着する(愛着行動)ことが大事。
人見知りや自分の一番身近な人を追いかける等、子どもたちはいろいろな感情を表現してきます。この子どもの要求を十分受け入れて満足感を知らせることは、将来、自分や自分以外の人を信頼するという、人間として最も大事な心の根っこの部分を育てることです。
1~2歳児 自立心を伸ばそう
食事や排泄、衣服の着脱が自分でできるようになる身辺自立の時期。
全てのことが完璧にはできないので、大人は手助けをしたがります。でも子どもは嫌がり、かと思うと自分でできることもやってもらいたがり、大人との摩擦が起こるのもこのころです(第一反抗期)。
思うようにいかないとかんしゃくを起こしたり、大人にとっては手に負えないという時期です。
大事なことは待つことと、かんしゃくを起こしているときなど子どもの気持ちの切り替えをうまくしてあげること。
3~5歳児 自発性・積極性と良心を育てよう
食事、排泄、衣類の着脱などがほぼ自分でできるようになります。
できないときは大人が手伝ってあげるっことでできた喜びを感じさせ、いろんな場面で自信をつけさせることがポイントになります。
また、友達とのかかわりが増え、トラブルが多くなります。
そのなかでどうすれば良かったのかなど、学ぶことも多くなります。5歳ごろにはけんかを自分たちで解決しようとするなど、お互いに相手を許したり、異なる考えを認めたりといった社会生活に必要な基本的な力を身につけていきます。
また、言葉によって共通のイメージを持って遊んだり、目的に向かって集団で行動することが増えます。
あゆみこども園の保育の特徴
遊びは子どもたちのもの
広い園庭には季節ごとの草花や生き物、砂場や土山などがあり、子どもたちは様々なものに興味をもって関わろうとします。
あゆみこども園では子どもたちが自ら遊びを見つけ、満足いくまで繰り返して試したり、工夫したり、友達と協力して新しい遊びを作っていくことを大切にしています。
そのための豊かな環境、素材を準備していきたいと考えています。
たくさん遊んで泥んこになって汚れても大丈夫、安心してその心地よさを感じほしいのです。
自由画に取り組んでいます
あゆみこども園では子どもたちは絵の具で自由画を描いています。
自由画とは、あらかじめ決まったテーマがなく、子どもたちが自由に表現するものです。
自分で描いた点や線から広がる試みや子どもたちが五感を通して知り得た世界を独自のやり方で表現したもの、様々なイメージを膨らませた独特な世界感を描いたものなど、一人ひとりの表現は全部違っていてそれぞれに味わい深さがあります。
心も身体も美味しい給食
まず給食で大切にしているのは食材です。地元の新鮮な食材を使った給食作りに取り組んでいます。
季節感を大切にし、天草の郷土料理や行事食も取り入れ、子どもたちに豊かで楽しい食文化を伝えていきたいと思っています。
おやつは手作りの温かさの伝わるもの、季節の果物を中心にしています。
週一回の手作りパンの日は子どもたちも楽しみにしています。
また、食器は磁器製のものを使用し、子どもたちはその質感を感じ、大切に食器を扱いながら食事しています。